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ロスカットルールとは?

ロスカットルール

FXは大きな利益を得られるチャンスがある反面、運用方法によっては大きなリスクを抱えるということ。

外国為替の値動きは気まぐれで、小さな値動きで推移していた相場が、突如として予想以上に大きな値動きに変わったりします。思惑と反対のトレンドに向かった場合は、巨額の損失を被ることになりかねません。

ある程度の損失が出た場合、一度歯止めをかけないと、取り返しのつかない巨額の損失を被る可能性がありますので、マージンコールで警告を発した後、投資家自身の対応がない場合は、外為業者側で強制的に決済して、ポジションを閉じてしまいます。

これを、『ロスカット・ルール』といい、含み損が発生しているポジションがすべて反対売買により決済されます。

ポジションが閉じられれば、取引がいったん終了しますから、それ以上に損失が膨らむことはありません。

損失を強制決済されるロスカット・ルールは、何か大きな損をしたような気にもなりますが、預け入れした証拠金(保証金)以上に損失が膨らむことはありませんから、リスク管理をする上では必要なルールといえます。

ロスカット(強制決済)される基準は、外為業者によって一律ではありません。ロスカットのレベルを 20%、30%、40%、50%などと、投資家自身が設定できる外為業者もあります。

ロスカット・ルールは、マージンコールと同様に損失拡大を阻止する一種の安全装置ですから、こうしたルールを設けている業者を、取引するかどうかの判断基準とするのもポイントです。



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